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顎変形症ってどんなの?私の治療体験談〜その⑥〜

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みなさん こんにちは!

私の治療体験談その①

体験談②

体験談③

体験談④までは主に歯科矯正について

体験談⑤については入院準備について

お話ししてきました。

今回は顎変形症の手術に関することを記述していこうと思います

注意 

このブログは私の治療体験談となります。

治療の診断・方針・経過などは症例により異なる場合があります。

治療内容についてはご自身のかかりつけの歯科医師の先生にご相談ください。

私の記事は参考程度にご覧いただければ幸いです。

目次

手術の説明

手術の方法

私が受けた顎変形症の手術は

下顎骨形成術(下顎枝矢状分割法)

という手術の術式でした。

手術前にいただいた説明の文章によると

「下顎骨の立ち上がりの部分(下顎枝)を縦に2分割(人工的に骨折)し、

スライスした下顎骨を前方あるいは後方へ移動させる方法」

と書かれていましたが、なかなか難しいですね。

淀川キリスト教病院のホームページにわかりやすく説明されていました。

簡単にいうと、「顎の骨を切って、後ろに動かす」という感じです。

手術の説明と同意

こちらは私の手術説明同意書です。

黒塗りばかりで見にくくなってしまいました。

担当医の先生が手術の方法をイラストでわかりやすく説明してくださいました。

先生の描いた右側イラストに、下顎骨を切ってそこにプレート固定すること、

左側のイラストには、手術した部分にドレーンを通すことが書かれています。

手術時間は2時間半〜3時間程度とのことでした。

合併症やリスクはある?

説明では、合併症についても書かれています。

手術前の説明書から1部抜粋してお伝えしようと思います。

不安に感じることも書いてあるので、気になる方は以下の記事は読まず画面を戻るか他のページを読んでいただけたらと思います。

手術に対する心構えと思っていただけたら幸いです。

①腫脹

手術をする以上、やっぱり腫れてきます。

3〜4日が腫れのピークで1週間程度は続くようです。

私は下図の青色部分、両ほほがパンパンに腫れました。

②出血(輸血)

こちらも手術をする上で、致し方ないですね。

内出血が瞼の辺りまで出る場合もあるようです。

こちらは2週間程度で改善することがほとんどです。

輸血は出血量が予定より多くなった場合に行うとのことでした。

③下唇のしびれ(オトガイ神経の麻痺)

下あごには神経の通り道があります。

手術後下唇のあたりのしびれ(麻痺)が起こる場合が多いようです。

だいたい下の絵のピンク色で塗ってある部分です。

およそ1ヶ月以内でほぼ改善するとの説明でした。

まれに麻痺の障害を残す場合もあるようです。

④顔面神経麻痺

顔面神経は耳の後ろから顔面の表情を作る筋肉を支配しています。

下顎骨を後ろに移動させた際にこの神経を圧迫させることがあるようです。

発生頻度は非常にまれとのことです。

⑤異常骨折

骨を切るときに骨が予期しない割れ方をすることがあるようです。

その際は縫合やプレート固定を行い修復するようです。

⑥唇の傷

⑦創の離開

傷口が開いてしまうことです。

非常にまれなことですが、出血を起こすことがあるようです。

その場合はすぐに処置が必要とのことです。

⑧排膿

傷口に菌が入ってしまい、化膿してしまうことがあります。

その場合はすぐに処置が必要となります。

⑨固定

腫れが著しく、または口腔内よりチューブが出ているため飲み込みがしにくくなります。

また顎の固定、腫れのため呼吸がしにくく感じることがあります。

⑩麻酔

手術は全身麻酔で行われます。

そのため麻酔による合併症や予期しない出血を起こす場合があるようです。

危険を回避するため輸血を行う場合もあるようです。

麻酔による合併症は非常にまれとのことです。

手術の方法、合併症についてでした。

不安な気持ちにさせてしまい申し訳ありません。

私も当時不安になりました。

しかし、手術をする場合はどうしてもリスクは避けられません。

私も「重症なことはほとんど起こらないし、大丈夫!!

と半ば強引に自分自身に言い聞かせました。

長文になってしまいすみません。

入院の準備や手術の説明、合併症についてなど

1つでもこれからの参考になれれば幸いです。

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この記事を書いた人

柔道整復師、はり師きゅう師、介護支援専門員の資格を取得しています。
2023年からブログを始めました。
私の経験や知識が困っている方の参考なればと
考えています。
夢を持って未来に歩んでいきましょう!

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